第4回の記事の続きとなります。
第1回 の記事
https://shashida-hp.amebaownd.com/posts/50329409
第2回 の記事
https://shashida-hp.amebaownd.com/posts/50388271
第3回 の記事
https://shashida-hp.amebaownd.com/posts/50704833
第4回 の記事
https://shashida-hp.amebaownd.com/posts/51461621
第2~4回までは「剰余類」について説明してきましたが、話は変わって今回は
数の10進数表記とは?
ということについて説明します。
まずは、一般的に数のn進数表記とは何でしょうか?
これは、次のようなものです。
この説明だけを、数学に慣れていない方が初めて見ると「?」となると思います。
では、具体的に数の10進数表記とは何でしょうか?
次のようなに説明できます。
この説明を、見ても「?」となると思います。
でも書かれているルールを見て、良く考えてみてください。
分かってしまうと、普段当たり前のように使っている数の桁の表現を回りくどく?言っているだけです。
具体的な数字の例に当てはめてみると次のようになります。
こうしてみると、普通に数を数えて表現することと全く同じことを言っています。
小学生ぐらいの子供でも理解できるものと思います。
逆に考えると、
ものすごく難しいこと も分かってしまえば ものすごく簡単である
ということです。
数学は厳密にだれが見ても同じ理解ができるように表現(言語化)されますが、イメージが分かってしまうと簡単であることも多いです。
大人になると、少し理解が難しいことに直面すると諦めて「理解できない!」となってしまうことも多いと思います。
ただ、分からないことに慣れている子供は、大人が難しいと考えることも繰り返し使って慣れて理解できるようになります。
ビジネスの場や普段の生活においても、難しいことに直面したとき、イメージさえ掴めば実は簡単なことかもしれません。
なので、
諦めない心を持ち続けること
が重要なのかもしれません。
話は脱線しましたが、一般的な「n進数表記」について、普段の生活ではあまり見ないかもしれませんが、
「2進数表記」「16進数表記」
はコンピュータの世界で良く用いられます。
また、私たちが暮らしている世界が偶然「10進数表記」(すなわち9の次に桁が上がる)であっただけで、普通の生活で用いる用いる数の表現が
「3進数表記」(2の次に桁が上がる)や
「7進数表記」(6の次に桁が上がる)
と、なっている世界があり、その世界ではこれらの表現が当たり前のように使われていたとしても不思議ではありません。
私たちの世界では、あまりにも「10進数表記」の世界に慣れてしまっているので、あまりイメージつかないかもしれないですが…
今回は「数の10進数表記とは?」(広くn進数表記とは?)ということについて説明しました。
この「10進数表記」の表現を「全ての桁を足して9の倍数なら元の数も9の倍数?」ということを説明するのことに使っていきます。
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