第2回の記事の続きとなります。
第1回 の記事
https://shashida-hp.amebaownd.com/posts/50329409
第2回 の記事
https://shashida-hp.amebaownd.com/posts/50388271
今回はStep2として、剰余類の足し算と掛け算について紹介します。
Step2はちょっとややこしいこともあり、2回に分けて説明します。
剰余類は普通の数(整数)とは違うので、その中での「足し算」、「掛け算」は新たな考えで改めて決める必要があります。
剰余類の足し算と掛け算を次のように考えます。
剰余類は普通の数の足し算、掛け算とは違うので一旦♠、♥という記号で表してみました。
剰余類だったとしても、一見普通の足し算、掛け算をしているようなので当たり前に思えますか?
ただ、「剰余類の中の足し算、掛け算」は「普通の数の足し算、掛け算」とは異なる世界の話です。
これらの足し算、掛け算が具体的にどんな感じになるか、具体例を見てみましょう。
剰余類の足し算、掛け算を(無理やり?)決めてしまいましたが…ここで一つ疑問が生まれます。
剰余類の元はいろいろな数字で同じ元を表すことができましたが、足し算、掛け算でも矛盾がないようになっているでしょうか??
具体的には次のようなことです。
次回、これがどんな場合でも大丈夫なことを説明します。
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