相手の立場になって考えることの重要性 (その2)

以下にて相手の立場になって考えることの重要性についてご紹介しました。 

https://shashida-hp.amebaownd.com/posts/49749284 


 上でも紹介しているとおり、「相手が何を考えているか」を常に把握するのは簡単ではありません。


 ただ、「これを言われたら嫌な気分になる」ということはあると思います。 

 どのような場合に嫌な気分になるでしょうか? 


 一つの例として… 自分の意見を否定されること が挙げられます。

相手の主張を遮って自身の考えを主張することもこれに該当すると考えます。

 相手の主張を直接否定するという場面は、私もビジネスの会話の中の多くの場面で見てきました。


もし自身の主張が相手に否定されたときを考えてみてください。 

たとえそれが正しいとしても(自身の主張が間違っていたとしても)否定されたことに対し、単にマイナスの感情を持ってしまいませんか。

 そうなると、相手も敵対の感情を持ってしまうため以降の会話も悪い印象で対応されてしまうことになります。


ただ、常に相手の主張を受け入れるのもそれはそれで間違っています。

 では、相手の主張がもし間違っている場合はどうしたら良いでしょうか。 


それは、 一旦は相手の主張を肯定的な言葉で受け止めること です。 


例えば、以下のような返し方があります。 

 ・確かに、そのようなことも考えられます。 

・そのような考え、自分も良くわかります。 

・〇〇のため▲▲というお考えということですよね。

このような返し方をすると、相手としては、

・自身の主張が受け入れられた

・自身のことを分かってくれている 

という感情を持ってもらえると考えます。


そうなると会話もスムーズに悪い印象も持たれず続けられます。


上のような具体例を一例として挙げていますが、大事なことは、

 相手の立場になって考えるということを常に念頭に置くこと

です。


どんな場面でも対応可能なマニュアルのようなものは存在しませんが、上記のようなマインドを持つことが重要であると考えます。





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