プレゼン資料作成における見た目の重要性 ~PowerPoint~クイックアクセスツールバーの活用

前回クイックアクセスツールバー(QATと略します)の役に立つ設定を紹介しました。

https://shashida-hp.amebaownd.com/posts/49366101


今回は設定したQATの活用事例を紹介します。


例えばですが、悪いプレゼン資料の例として以下を見てください。

良さそうに見えるものの、何か少し微妙と感じませんか?


理由は、

当たり前の規則的な配置が正しくなされていないから

です。


プレゼン資料の本質的な内容とは関係ありませんが、ぱっと見の見た目が悪いと中身を見る前に「出来が悪い資料」という印象を持たれてしまいます。

そのような印象を持たれると中身を見る前に、悪い印象のみ先走ってしまい、「内容も悪いはずだ」と自然に考えてしまうものです。


なので、「ぱっと見の印象」は重要です。


今回はこの資料をQATの機能を使って簡単に改善する方法を紹介します。

以下の順でQATを使って直してみます。


1.(1)、(2)、(3)の配置を規則的に以下のように正しくします。


2.「■」の見出しの始まり位置を以下のように合わせます。


3.オブジェクトの配置を規則的に以下のように正しくします。


上の流れで修正した資料が以下です。


QATを使えば、1分程度で直せる修正ですが、ぱっと見の印象が変わったと思います。


この微調整を行うことは上にも述べた通り、悪い印象を持たせないという意味があり非常に重要です。


では、

何をすると自然に見えるのか(規則的に配置を表現できるのか)

ということはどのように考えたら良いでしょうか。


これは様々な資料を見ること等慣れもあるかと考えますが、簡単そうに思えて意外と難しいことなのかもしれないです。


方法や考え方の一つとしてですが、数学を学習する過程で、

規則的な(論理的な)正しい考え方

を自然と身につけることができると考えます。


数学を学習することは「資料作りのセンス」を磨くことにも繋がると考えます。

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